HAKEN プログラム@Thika













HAKENプログラムとは、環境教育分科会の会員として、
会員以外の隊員の活動先へ出向き、環境に関する派遣
授業を行うもの。

今回は、Thikaという町の近くにあるSecondary school
(日本の 中学3年生から高校3年生にあたる学生が通っ
ている) 理数科教師をしているM先輩の所へ出かけた。

環境教育分科会の会員として、先輩隊員と一緒に行う
最初で最後のイベント。

同校で寝泊まりする生徒の数は800人ほどだそうで、
この日は600人ほどが参加。全員男子生徒。生徒たち
の元気さは想像に難くない・・


今回のテーマは"森林保全"。

まずはメルー国立公園で活動するK先輩から、森林に

関する講義。日本とケニアの森 林面積などの比較が
興味深かった。さすが。

続いてツァボ・ウェスト国立公園に勤務するR先輩が
講義の内容を踏まえたネイチャー・ゲームを行った。

イス取りゲームの森林保全バージョン。

私は実際にネイチャー・ゲームをこどもたちにやらせた
ことがなかったので、説明の難しさをヒシヒシと感じた。
自分が日本の常識の中で育ってきている、と自覚し、

ケニアの常識を把握すること、スワヒリ語をもっと勉強
することが肝要だと思った。

ゲームの途中で就寝準備時刻となり、生徒がいっせい
に退席するという場面もあったが、最後には授業に関
心をもった数百人が講堂に残り、R先輩のメッセージを
しっかり受け止めてくれ、とても頼もしかった。


M先輩の家の周囲は熱帯の風景。協力隊らしい田舎
での生活はとても魅力的に見えた。















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