バッファロー脱走

朝の送迎バスの中が一瞬ザワついた。

窓の外を見ると、公園のメイン・ゲートから町へと続く道を二頭の
バッファローが気忙しげにのぼっていくところだった。

あと5メートルで一般道との境のフェンス・・というところで、二頭
はフェンスに沿って左に曲がった。ナクル湖国立公園の二重の
フェンスの間(外側と内側のフェンスの間の空間)に入った。

前方を見ると知らせを聞いて駆け付けたらしいKWSの車がいる。


柵の間の狭い空間に違和感を感じたのか、バッファローは踵

を返し、フェンスに沿ってもと来た道を下り始めた。











先日パーク・クリーンの日にバッファローを追い払った若い運転手
の運転する車が、
ゆっくり、ゆっくり、バッファローを追いかける。
パニックにさせず、かつ自由に草を食む余裕は与えない絶妙の
間隔。

メイン・ゲート付近まで戻ったバッファローはフェンスの間を抜けて
無事群れのところへ戻って行った。

日常

今日の洗濯物。
乾期の照りつける太陽のおかげで、朝に洗えば昼には乾く。









黒、緑、黒、緑、黒、緑・・・

なにを隠そう、私の一番好きな色は黄緑色だ。(中央のスカーフの色)

洗濯物からも自分の偏向性がよくわかって可笑しくなった。

洗濯をしたら良い具合にお腹が空いた。(洗濯機は持っていないので手洗い。)

一昨日、任期を終えて今月帰国するナクルの隊員Mからテフロン加工のフライパン
とmwiko(ムウィコ:木のしゃもじ。もっぱらウガリを調理するのに使われる)を
もらった。

昨日、Gのお母さんのお葬式の帰りに通った町で新鮮なスクマ・ウィキ(ケール)を
買って来た。

図ったような組み合わせ。迷うことなくウガリをつくる。












今までで一番上手にできたウガリを、スクマ・ウィキ、玉ねぎ、ニンジン、
ちょっと豪華に(?)卵の炒め物と一緒に、いただきます。