明日から良くなるよ













 配属先に文句を言い続けた挙句、ようやく家の修理が始まった。修理と言っても
大したことはない。裏口に鍵をつける、窓に取っ手をつける、ドアに取っ手をつける、
古くなった排水管を取り換える、閉まらないドアを削って閉まるようにする等々、小
さな作業ばかりだ。

 大工さんがトンカンやっている間、JICA事務所から1本の電話があり、ショックな
ニュースを聞かされた。先月後半からどうもついていないことが続いていたけど、こ
のための序章だったのか、と思った。

 夜、Eっちに電話をしてその話をすると、「そんなにショックなの?」と笑われ、「も
う落ちるところまで落ちたんだから明日から良くなるよ。」と言われた。Eっちの楽天
的な言葉に励まされる思いがした。



写真は昨日行ったエレメンタイタ湖

水質調査

気分転換を兼ねて、KWSナクル湖国立公園リサーチ部門とNAWASSCO
(環境 コンサルティングを行っている私企業。ナクル市の出資により設立)
の水質 サンプリングに同行させてもらった。(撮影:E-3)















まずはナクル湖国立公園内5カ所でサンプリング。エデュケーション・センター
の仕事では行かない地域に行け、今まで見たことがなかった動物も見ること
ができた。

クロサイ(Black Rhino)(Diceros bicornis)IUCNレッドリストCritically

Endangered(絶滅危惧種)。ワシントン条約付属書Ⅰ 類掲載。ナクル湖国
公園にはクロサイ保護のためのサンクチュアリがあり、個体数は50頭まで
増加している。森林性のため、草原性のシロサイと比較して見つけにくい。













モモイロペリカン(Great White Pelican)(Pelecanus onocrotalus
昔、絵本で読んで以来、あこがれていた鳥。家に帰ってさっそくデスク・

トップの写真にした。 ペリカンはコウノトリ目なんだね。知らなかった。













その他、写真はうまく撮れなかったけれど、サンショクウミワシ(African Fish
Eagle)(Haliaeetus vocifer)、 ヒメカワセミ(Pied Kingfisher)(Ceryle
rudis)も見られた。












それからナクル湖の南東10kmほどのところにあるエレメンタイタ湖(ナクル
湖と同じくアルカリ性の湖)へ。国立公園ではない、小さな湖だが、ナクル
湖より多くのフラミ ンゴが見られた。少女マンガのような顔をしたディクディ
(Kirk's dikdik)(Madoquakirkii) もかわいかった。












写真はエレメンタイタ湖にて、水のサンプリングのため、湖の中心部へ向かう
NAWASSCO職員。ご覧の通り、湖は浅い。手前に写っているのがカワウ
(Great Cormorant)Phalacrocorax carbo)、遠くに写っているのがフラミンゴ。


リサーチ部門の職員は、さすがに知識が豊富。同じ景色を見ているけれど
知識がなければ見えていないのも同じだな~と感じた。

今日はとても良い気分転換になった。

足を延ばして











 私が勤務するエデュケーション・センターのすぐ前に、JICAとナクル市が共同出資
して建てた水質検査所がある。兼ねてより関心があったのだが、エデュケーション・
センター以外の人とのつながりを作ろうと、今日初訪問。

 JOCVだと名乗ると快く迎えてくれた。昨日、ナクル湖面で水質調査用のボートを見
たと話すと、ちょうど今がKWSのリサーチ部門と共同で行っている月に一度の水質調
査のサンプリングの時期だと言う。明日はナクル湖から南東に約10kmのところにあ
るエレメンタイタ湖のサンプリングに行くと言う。ラッキー♪

 そのままリサーチ部門の事務所へ行き、明日の調査に同行させてもらえないか依
頼。 歓迎はされなかったが、承諾してもらった。エデュケーション・センターの上司に
報告すると、こちらも渋い声。しかし、自分の仕事に消極的な同僚を待ちながら日が
な 一日事務所でPCをいじっているよりも、時間を有意義に使いたい。上司も私の気
持ち はわかっているはずだ。




 









4月は学校が春休み中だったこともあってか、同僚の士気が低い。
オフィスにすら来ない日がある。前任者がやってきた環境教育プロ
グラムや教材について話をすると「あれは良かった」と嬉しそうに
してくれるのだが、現物は残っておらず、復活させようともしていない。

先日、上司、同僚を交えて話し合ったものの、効果は見えて来ない。
青年海外協力隊の目的は「技術移転」。このまま同僚の様子に変化
が見られないようだったら、NGOなど他の仕事仲間を探そうかな・・と
思案中の今日この頃。



写真はSuperb Starling(Lamprotornis superbus)(撮影:E-3)
ナクルではスズメのように一般的な鳥。

先輩の訪ナクル












環境教育隊員の先輩がナクルに遊びに来た。自称「雨男」の先輩のおかげか、
あいにくの大雨だけど、フラミンゴはずいぶんたくさん見えた。フラミンゴは雨量
(湖の水量)に応じてかなり柔軟にリフト・バレーの湖を渡り歩いているらしく、
フラミンゴの数は日によって千羽単位で変化する
夜はナクル唯一の中華料理屋「明月飯店」へ。海外にありがちなニセ中華では
ない。中国人オーナー&コックのいる、おいしい中華料理屋だ。 ナイバシャに
寄ってからナクルに来た先輩は、ナイバシャがよほど楽しかったらしく、すごい
ハイテンションでおもしろかった。
たまにぜいたくできるお店があるのは嬉しい。先輩、ごちそうさまでした。