訓練あと10日













JOCV's training is for 65days.
We have only 10 days left.

今週の金曜日は、語学の最終試験がある。
これに落ちると訓練は「自腹で」やり直しになる。
やり直しはまだ良い方で、肩叩き(辞退の催促?)もあるとか、ないとか・・

そんな中、生活班担当のスタッフBさんからの差し入れは、リポD。
きっとスタッフさんも、リポD飲まなきゃやってられないくらい忙しいんだと思う。

訓練残りあと10日。

素敵な日曜日

私たちの教室は3階の角部屋で、窓からは二本松の町が望める。
手前の丘、向こうの山並み、なだらかな曲線が伸び、東北らしく美しい景色だ。

そんな風景の中、二本松の町の手前、丘の上に、リゾートホテルらしきものが
建っていて、ずっと気になっていた。

岳温泉の恵美寿屋のマスターに聞いてみたところ、それは「旧グリーンピア」だと言う。
Wikiってみたところ、旧厚生省所管法人が設置した大規模年金保養基地だそうだ。

電話をしてみたら、営業していると言う。岳温泉からは徒歩1時間かかるそうだが、
今日はちょうど、Fちゃんのご友人が車でNTCを訪ねて来ていたので、図々しくも
車に乗せてもらって、旧グリーンピア(現在は二本松市が譲り受け、「スカイピア
あだたら」と名称変更している)を訪ねてみた。

東北の初冬ゆえ、外は寒々しいばかりだったが、室内はお年寄りや子供連れなど、
地元の人で、そこそこ賑わっていた。岳温泉のお湯を引いていると聞いていたので
楽しみにしていったが、温泉らしさはあまり感じられず残念。

敷地内にはグリーンピアだった頃に営業していたおもちゃの鉄道の線路が残って
いたりして、公共事業の行く末をしかと見た。

車で岳温泉まで送ってもらい、ニコニコ共和国国会議事堂前(岳温泉観光協会)で
降ろしてもらった。

何となくひとりで飲みたい気分だったので、「NTCの訓練生が行かないお店は
ありませんか。」と尋ねて、「洗心亭」を紹介してもらう。

スカイピアのお風呂がいまいちだったので、岳温泉の源泉である「くろがね小屋」と
同じ泉質の「岳の湯」に入りなおす。建物の外観はレトロでとても良い。風呂場その
ものは改築されたらしくとてもきれい。広くはないが、やはりお湯は良い。

ゆったりお湯に浸かり、顔の肌もしっとりしたところで、手袋をして、マフラーをまいて、
帽子をかぶって、外に出る。寒い。スキー用タイツをはいてこなかったので足元から
冷える。

国会議事堂で紹介してもらった洗心亭へ。ここは隣接する長谷川酒店の店主が
切り盛りするお店。二本松市の地酒は4種類あり、どれも美味しい。日本酒が
それほど好きではない私が言うのだから美味しい。

暖簾をくぐると、油で焼けて良い味を出してるお品書きが目に止まる。
昭和なステッカーも気に入った。

国会議事堂から予約を入れてもらっていたので、入るとすぐに手の込んだ突き出しが
出てきた。続いてお鍋。超美味。エビやホタテまで入っていた。さらに天婦羅。お芋が
甘くておいしい。

地元の男性客が2人来店。串焼きを注文して、私にも食べさせてくれた。さらに「夜食
に。」と焼きおにぎりまでもらった。続いてもう1人、地元の人らしい男性客が来店。

みんなで世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ(チャンピオン:内藤大助
VS挑戦者:亀田興毅)を観戦。ボクシングなんて見るの初めてだけど、おもしろかった。
ちなみにこの試合中継の視聴率は平均43.1%、瞬間最高では51.2%(関東地区)だそう
だ。みんな好きなんだね~。マスターもお客さんも内藤を応援していたけど、試合は亀田
の判定勝ちだった。

帰りはお客さんに車でNTCまで送ってもらった。

今次隊は洗心亭に飲みに行く訓練生が少ないらしい。 「先週もやっぱり「1人で飲みたい」
って来た男の子がいたんだけど、今週は来なかったね~。」 だって。人が少なくてゆったり
飲める。超穴場。何よりお料理がおいしい!最後の最後で、いいお店に出会えた (*^-^*)

Tさんの誕生日

Today was my friend's birthday.
She and me, and other friends of mine went out for a couple of drinks.

今日は、大好きな同じ班のTさんの誕生日。
かねてからの約束通り、夕食後、飲みに出ることに。
他の班の友達2人も誘って、蛍光たすきを肩に、ヘッドランプを頭に、
4人でテクテク岳温泉まで歩いた。20分の道のりなんて何のその。

※NTC周辺の山道には街灯がないため、日暮れ後に外出する際は、懐中電灯
  および各部屋に備え付けの蛍光たすきを持参する規則となっている。

世の中は花金だが、月月火水木金日のNTCにおいて、金曜日は「まだ翌日のある」平日である。
岳温泉の飲み屋さんにも訓練生の影はない。 女4人で繰り出した私たち、
いつもの恵比寿屋で、いつものタルハイと、いつものチーズ揚げを 口に運ぶ。 幸せ~(* >_< *)
ここ1~2週間、恵美寿屋さんもご無沙汰していたので、飲みに行くのが決まってからの数日は、
頭の中がチーズ揚げでいっぱいだった。塩辛いけど、うまいんだなっ!これが!

今日もマスターにいろいろな話をしてもらって、すっかりリラックスして帰所。
平日にNTCを抜け出す解放感はたまらない。Tさんいわく「優越感すら覚える」(笑)同感です。


※ 恵美寿屋の信楽焼のたぬきを持って行かれた方は、
    どうぞ返して差し上げて下さい。
    マスターに30年間連れ添った、大切なたぬきです。

アウトドア・レッスン

今日は非英語クラスのアウトドア・レッスンの日。

その名の通り、教室を離れ、先生とともに町に繰り出し、買い物や道案内などの
表現を身につけるのが目的。

私たちスワヒリ語ケニアクラスは、生徒3人全員が環境教育隊員としてケニアへ行き、
ケニア野生生物公社の国立公園事務所に勤務する。
と、来ればアウトドア・レッスンの目的地は、東北サファリパークしかない!













タクシーに乗るなりスワヒリ語全開のAnthony。
「今日は絶対に日本語は話さないよ。」という気迫が伝わってくる。
本当は行き先として禁止されていたサファリパーク。嘆願書まで書いて外出を
許可してもらったのだから、意義あるレッスンにしなくては!












「読める・書ける」ことと「聞き取れる・話せる」ことはまったく別物だと改めて痛感。
特に、思っていることを、すぐに口に出して言うことができず苦労した・・・

Anthonyの気迫もあり、いっぱい話すことができて、kusimama kwa miguu miwili
(二本足で立つ)など、サファリパークならではの表現も覚えられ、今日はとても
良い日だった









【参照】東北サファリパーク

怪奇現象

私が使っているiPodは、MacPCでフォーマットしたもので、いま使っているWindowsPC
では認識できないらしく、NTCに来てからというもの、iPodの内容を更新できずにいた。

はずだった。 なのに・・・

ある日、写真を見ようとiPodを開くと、保存していた写真が
キレイ
サッパリ
消えてなくなっていた。

なんで!!??

さらに奇妙だったのは、友達の結婚式、伊豆旅行、仕事で行ったエコツアー、
台湾旅行、
尾瀬ハイキングetc・・・10近くあったフォルダがすべて消えていたのに、あるフォルダ5つ
だけがキレイに残されていたのだ。その5つのフォルダには共通点があった。

それはすべて「ネパールの写真」フォルダだという点・・

なんなんだろう・・・

ちょっと怖い・・・ 自分の”will power”を感じたりして・・



(実は唯一、消えていた「ネパールの写真」フォルダがあるのだけど、それは、私が初めて
行ったネパール旅行の際に、一緒に行った人が撮影したものだった。 つまり、他の5つの
フォルダにはすべて「あるもの」が写っている写真が含まれているだけど、そのフォルダには
「あるもの」が写っている写真が含まれていないのです。わかる人だけ笑って下さい。)

朝の散歩

NTC is located in Bandai Asahi National Park.
Great place to have a walk.










このところ、朝、起きられない日が続いていたけど、











冬に入る前に写真を撮っておきたくて、
がんばって久しぶりに早起きした。











日曜日は「朝の集い」がないので、7時過ぎまで寝ていられる。











「休日」のありがたさを感じる。

日曜日のランチはチキンカレー&チャイ










I'm addicted to Nepali foods.
Making chai is one of my favorite way of spending afternoon.


NTCの敷地内には調理室がある。
ガス・水道と必要最低限の調理器具はそろっていて(炊飯器はない)、
事前に申請すれば 誰でも自由に使うことができる。

私はネパール料理中毒なのだが、入所して1カ月が過ぎたあたりから、東京で
貯めて来たカレー・エナジーが切れ、ど~してもカレーが食べたくてしょうが
なくなってしまった。「週末一緒にカレーパーティーしない?」と班のみんなを
誘ってみた。しかしNTCでは毎週金曜日の昼ご飯にカレーが出る。「カレーなら
金曜日に食べられるじゃん。」とみんなの反応は冷たい。「あれはカレーじゃ
ないってば〜!!」と突っ込み・・辛うじて2人だけ 「食べるだけならいいよ。」
と言ってくれる人がいたので、早速、実家からマサラ(香辛料)を送ってもらい、
カレーをつくることにした。

調理室は、NTCの駐車場の先の敷地にポツンと建っている「離れ」なのだが、
カレーをつくっていたら、他の班の人も何人か遊び(冷やかし?)に来てくれた。

外は良く晴れていたので、調理室の外にテーブルを出して、ピクニック気分♪
みんなにチャイをふるまったところ好評で、「チャイを飲む会」が結成された。
会員は9名。供給側である「チャイをつくる会」の会員は私1名。あれれ・・?

カレーの出来はイマイチだったけど、香辛料の香りに包まれながら、カレーを
煮込んで、チャイを煮出して、幸せな日曜日でした。

跳び箱



I believe every Japanese students must have an experience of jumping over "vaulting box" in PT classes.

NTCの体育館の倉庫には、いろんなものが詰まってる。
サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、バット&グローブ、バドミントン、
卓球、畳マット・・・数週間前、同じ班の子とバドミントンをしに行って、
倉庫の中で私が見つけてしまったもの。

それは「跳び箱」。

バスケットボールのさわやかさも、バドミントンのかわいらしさもない「それ」に、
私はとても心惹かれた。 けど、「さすがに跳び箱をしたい人は他にいないだろうな~」
と思って、「やろうよ」と口には出せずに倉庫の扉を閉めた。

今日、夕食の時に食堂で違う班のFちゃんから、
「跳び箱しようよ!今日8時に体育館ね!」と 声を掛けられた。

唐突・・でもFちゃん!さすが!

体育倉庫の片隅のあの跳び箱に惹かれてしまうとは・・ナイス感性!

私の記憶によれば、保育園の時、踏切板なしで5段跳んだ。
小学生の時は、踏切板ありでも5段しか跳べなかった。
でんぐり返しとかの技は何もできなかった・・
小学生の頃と比べたら体はすごく重たくなったし、もう5段も跳べないんだろうな・・ と思っていたけど、


なんと小学生の時には怖くて跳べなかった8段まで跳べた!! 
パチパチ☆
7段ででんぐり返しもできた!!
年齢を重ねても(体が大きく重くなってしまっても)できるようになる運動もあるのだ、と妙に感心した。

それにしても、ラフティングといい、崖からジャンプといい、駅のホームでラジオ体操といい、
ときめきトゥナイトのカンペンといい、 そして今日の「跳び箱」と言い・・
Fちゃんと私の感性はぴったりマッチ☆です。