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バッファロー脱走

朝の送迎バスの中が一瞬ザワついた。

窓の外を見ると、公園のメイン・ゲートから町へと続く道を二頭の
バッファローが気忙しげにのぼっていくところだった。

あと5メートルで一般道との境のフェンス・・というところで、二頭
はフェンスに沿って左に曲がった。ナクル湖国立公園の二重の
フェンスの間(外側と内側のフェンスの間の空間)に入った。

前方を見ると知らせを聞いて駆け付けたらしいKWSの車がいる。


柵の間の狭い空間に違和感を感じたのか、バッファローは踵

を返し、フェンスに沿ってもと来た道を下り始めた。











先日パーク・クリーンの日にバッファローを追い払った若い運転手
の運転する車が、
ゆっくり、ゆっくり、バッファローを追いかける。
パニックにさせず、かつ自由に草を食む余裕は与えない絶妙の
間隔。

メイン・ゲート付近まで戻ったバッファローはフェンスの間を抜けて
無事群れのところへ戻って行った。

日常

今日の洗濯物。
乾期の照りつける太陽のおかげで、朝に洗えば昼には乾く。









黒、緑、黒、緑、黒、緑・・・

なにを隠そう、私の一番好きな色は黄緑色だ。(中央のスカーフの色)

洗濯物からも自分の偏向性がよくわかって可笑しくなった。

洗濯をしたら良い具合にお腹が空いた。(洗濯機は持っていないので手洗い。)

一昨日、任期を終えて今月帰国するナクルの隊員Mからテフロン加工のフライパン
とmwiko(ムウィコ:木のしゃもじ。もっぱらウガリを調理するのに使われる)を
もらった。

昨日、Gのお母さんのお葬式の帰りに通った町で新鮮なスクマ・ウィキ(ケール)を
買って来た。

図ったような組み合わせ。迷うことなくウガリをつくる。












今までで一番上手にできたウガリを、スクマ・ウィキ、玉ねぎ、ニンジン、
ちょっと豪華に(?)卵の炒め物と一緒に、いただきます。

てづくり豆腐












ケニアに住んでいて、なにが一番恋しいかといえば、もちろん日本食。
往復5時間マタツ(ミニ・バス)に乗ってナイロビへ行けば、高額ではあるが、
キッコーマン醤油、味噌、海苔などが手に入る。

最近、私の住むナクルのスーパーで、豆腐が売られるようになり、
隊員の
Mちゃんが買ってみたそうだが、「臭いがきつくて食べられなかった」とのこと。

ならば、と、昔の隊員の機関誌に掲載されていた情報をもとに、豆腐を
手作りしてみた。(写真)これが意外と簡単。日本から持参した練りワサビ
とナイロビで買ったキッコーマン醤油で食す。

味は・・無味・・
気になる臭いもないが旨味もない。

副産物としておからと豆乳ができた。
おからにニンジンと煮干し、出汁と醤油をまぜておかずに。
豆乳には帰国したJICA職員が残していってくれたキナコをまぜてドリンクに。
余すところなくおいしく食べられました。満足。

また試してみようっと。

Visiting Day

同僚夫婦には中学校2年生になる娘Sがいて、全寮制の私立学校
に通っている。


今日は学期に一度のVisiting Day(家族面会日)。
私も果物やお菓子を手土産に、学校にSを訪ねた。

お母さんが持って来てくれた牛肉とジャガイモの煮物やマンゴー
を食べて満腹のS。

ケニアの親は総じて教育熱心で、こどもが小学校のうちから全寮制
の学校に通わせる親も少なくない。全寮制だと”こどもがよく勉強”し、
”先生のいうことを良く聞き生活態度も良くなる”そうだ。(ケニアの
先生は厳しく、絶対的な存在。)

しかし・・

「お父さん、明日も来てくれる?」

頭をかしげながら寂しそうな顔で私たちを見送るSを見て、小さい
うちは親と一緒の方がいいのにな、先生じゃ目が届かないこと、
親からしか学べないものもたくさんあるのにな、と思うのは私が
日本で育ったからかな。














久しぶりの買い物

今日はなんとなく気分が良くて、久しぶりに布を買ってしまった。
3.5mで300円の安物だけど、ピンクと黄緑の色合わせが気に入った。

ソマリア人の女店主が、ソマリア式に着付けて、ショールまで
かぶせてくれた。「カメラ持ってたら写真撮ってあげるわよ。」

ということで色とりどりの狭い店内でパチリ。











友達のタンザニア人の仕立て屋さんを紹介してもらうことに
なった。何を仕立ててもらおうかな?

Cycle With The Rhino

ナクル湖国立公園で年に一度開催されるサイクリング・レース、Cycle
With The Rhino。
武装したKWSのレンジャーに車で並走されつつ公園
内を走り抜ける。
タイトル通りサイなどの野生動物を見ながらのサイク
リングとなる。

昨年は研修でナクルを留守にしていたため、今年が初めての見学。
前任のボランティア(女性)は、参加したというから驚き。
今年、女性の参加はわずか3名、完走者は2名だった。

今日は天候に恵まれた。朝一番のこどもレースに始まり、アマチュア・
レースと続き、ハイライトのエリート・レース(90km)まで太陽さんさん。
エリート・レースにはプロの自転車選手も参加。観客も盛り上がった。

自転車を持ってたら参加してみたかったな~。

写真は公園メイン・ゲートに設置されたゴールにて撮影。
左の人物が1位、中央の人物が3位入賞者。











朝ゴミ捨てに出たら・・・

朝、ゴミを片手に外に出た。

フェンス脇のゴミ捨て穴に向かって歩き出した時、ザッと音がして、
茶色い動物がフェンスから離れた。ライオンみたいな色だな・・と
思って目で追うと、草のあいだから後ろ姿が見えた。それはまさに
ライオンだった。

ヒッとゴミ袋を落とし、家に駆け戻ってドアを閉める。窓からのぞくと、
ライオンがオドオドしたようすで遠くからこちらを振り返るのが見えた。


仲間がいるらしく、さらに遠方、いつものライオン出没地点に観光客
の車が停まっている。

外に出て、おそるおそるライオンのいた付近をのぞきこむと、シマウマ
が倒れていた。腹部、そして耳と目が食べられていた。まだ1匹の
ハエもたかっていない。ライオンは獲物の血を飲むそうだ。たしかに、
倒れたシマウマの肉は、肉屋の牛肉のような明るい赤で、血は流れて
いない。

IMGP9173-家からわずか50歩
1、2、3・・シマウマの倒れている位置から家の扉まで何歩あるか
測ってみた。その距離わずか50歩。(写真左の赤いかたまりが
シマウマで、右が私の家)

しばらくすると観光客の車が集まって来て、ライオンはシマウマを
置いて森の方へ去っ てしまった。

夕方、仕事から帰り、シャワーを浴びていたら同僚から電話があった。
「ライオンが戻って来たわよ!あなたの家の前にいるから見てごらん
なさ
い!」

カーテンを開けると、何度かこの周辺で見た若いオスとメスの群れが
いた。(写真左および下の影はリビングの窓枠)












ドキドキしながらカーテンの隙間からライオン を見ていたら、キャッキャッ
と賑やかなこどもの声が聞こえてきた。まさか、とドアを開けると、家
の
裏手から近所の子供たちがライオンを見にゾロゾロ歩いて来るところ
だった。ライオンを見つけ、「はっ!ライオン!」なんてのんきに話してる。

私はホウキを振り回しながら外に出て、「こらー!家に帰りなさーい!」と
叫ぶと、こどもたちは、「あはは~怒られた~!」と笑い、チラチラとライオン
を振り返りながら帰って行った。

今日の距離は、興奮を通り越してさすがに怖いと思った。

インド人のお宅にお呼ばれ

同じナクルで活動する隊員Mちゃんの紹介で、ナクルのライオンズ・
クラブの元会長さんと知り合った。

元会長さんはインド人のおじいさん。お茶に招かれ、お宅にお邪魔
し、お茶とともに奥さんお手製のクッキーやアチャールを何種類も
ごちそうになった。

「次はカレーをご食べに来なさい。こどもがみな家を出てしまって
二人きりだから、開いてる部屋に住んだっていいんだよ。」とまで
言ってくれた。

インド料理好きのMちゃんも私も大喜びのアフタヌーン・ティーだった。
IMGP9169

珍客

私の住むナクル湖国立公園には55種類の哺乳類が生息すると
言われている。

哺乳類にはネズミはもちろんコウモリも含まれるし、夜行性の
ものも含まれる。

そのため私がこれまでに見たことがあるのは25から30種と
いったところ。

私の住む職員住宅からは、シマウマ、インパラ、バッファロー、
バブーンが日常的に見られる他、たまにイノシシやウォーター
バック、ライオン(狩りをした場合それに伴ってジャッカルと
ハイエナ)も見られる。

今日はそんな我らが職員住宅、その名もハネムーン・キャンプ
に珍客が現れた。

よく晴れた昼下がり、窓の外を眺めると、地平線に、バッファ
ローよりも白っぽい、そして距離の割に大きな動物が見えた。

まさか・・と思って外に出ると、クロサイだった。












たまに出没するとは聞いていたけど自分で見たのは初めて。
自宅からクロサイが観察できるなんて、ケニアの国立公園に
住める幸せをあらためて感じた。

(かなり望遠のため画像が汚くてすみません。)

ライオン出没 #3

また通勤路にライオン出没。いつもの若者の群れ。今日は4頭。この
エリアを縄張りにする気なのかな~。ライオンが見られれば私はもち
ろん、KWSの職員だって嬉しい。でもあんまり慣れないでね。
ライオン(メス)

おつかれさまパーティー

3月の山火事発生の際、徹夜の消火活動に当たったスタッフの報償
として、明日パーティーが開かれることになった。

ヤギ2頭がchinja(屠殺)されるのを、掃除のおばちゃんと2人で
こわごわ見守る。

私は明日ナイロビに行ってしまうし、そもそも徹夜の消火活動にも
参加していないのでヤギには与れない。

008●
フラミンゴのぬいぐるみは、前任のワーデンが事務所への
おみやげとしてイギリスで買ってきてくれたものらしい。
洗ってイスに置いて干しておいたものを、誰かがよく乾く
ように洗濯物干し場に吊るしてくれたらしい。
ちょっとかわいそうな図。

リトル アドベンチャー

KWSには職員専用の送迎バスがあり、私も朝の出勤時と
夕方の帰宅時、家と職場の往復はこのバスに乗っている。

今日もいつもの通り、職員住宅のゲートにて送迎バスに乗り込んだ。
バスはいつもの通り、出発し、みんなとおしゃべりしていたその時、
車内に小さな悲鳴が聞こえた。

え?と思うと、バスのタイヤが泥にとられ、ヌルーッと車体がすべった。
熟練ドライバーのMがなんとか泥から抜け出そうとハンドルを切った
ものの、車はそのまま道路をふさぐ形でスタックしてしまった。

周囲に動物がいないことを確認してみんなでバスを降りる。
車内にいた数人の男性で車体を押してみるも、スンとも言わない。

仕方なく車内で別の車が迎えに来るのを待つことにした。

写真後方に写っているのが職員住宅。こんなところでも
ライオンやバッファローが出るのでむやみに歩き回るのは危険。

小さな国立公園ナクルの、職員住宅のすぐそばの、リトル・アドベンチャー。
さすがアフリカ、と私はひとりでワクワクする。

十数分後には救出され、その日のうちに道は修復されたものの
この道はドライバーに嫌われる難所となってしまった。













ライオン出没 #2

また通勤路にライオンが出没した。

昨日の朝、送迎バスの通り道に、眼と臀部だけ食べられた小さな
バッファローが倒れていた。近くの草むらにライオンがいた。

夕方通るとライオンは草むらで食事中だった。

今朝は、ハイエナに邪魔されつつ 骨に残った肉を食べている
ライオンを見た。観光客の車が近付いてきたため、草むらに
逃げてしまった。

ハイエナもうらめしそうに観光客の車の脇にあるバッファロー
の肉を見つめている。
073-ハイエナ

夕方同じ場所を通ると、ライオンは今度は木の上にいた。
079-木登りライオン
 

ランチ

エデュケーション・センターの運転手Mがランチに誘ってくれた。

誘ってくれた、というよりは、ひとりで行くのは気まずくて(お金が
なくてランチに行けない職員もいる)声を掛けてくれたという方が
近い。それでもMとランチを食べに出かけるのは初めてなので
嬉しい。

車で連れて行ってくれた先は、徒歩だと公園から20分以上
かかるニャマ・チョマ(焼肉)屋。












私たちが入る時、ちょうど別の運転手Sも爪楊枝を手に店から
出て来るところだった。みんなこういうところでランチを食べて
いたんだね。(ちなみに私たちが出る時には別の職員が旦那
さんと一緒に車で入って行くところだった。)

ニャマ・チョマ屋に慣れていない私はMに倣ってヤギの肉250g
(これが最少量)とウガリ(メイズ粉のダンプリング)を注文。
うーん、なかなかいける。最近ニャマ・チョマが好きになってきた。

Mは、去年の6月、私が部署内の上司や同僚と気まずくなった時に
部署内で唯一、「俺たちはみんなミホが好きなんだぞ。」と言って
励ましてくれた人だった。

もちろん言葉に出さずに、ずっと変わらず仲良くしてくれた人もいた
けど、あの時Mが言葉に出して励ましてくれたことは忘れがたい
ありがたい思い出だ。


勉強熱心で、ユーモアがあり、地に足のついたM。こういう人に、
ひとりでもふたりでも出会えたことは、やはり喜ばしいことだと思う。

写真は、ランチの後、公園に戻り、草の上でひとやすみしていた
ところを同僚のレンジャーMにスクープされた図(笑)












珍客

よく晴れた日曜日の午後。

いつもは静かな職員住宅が何やら騒がしい。
外に誰かいるようだ。

扉を開くと近所のMが草むらに向かって何か叫んでいる。
草むらに目をやっても何もいない。


「M?」と声を掛けると、肩で息をしながら、「こどもたちが・・危ない・・」
と
ブツブツ言っている。まさかアフリカの黒魔術にかかって気がふれた
のかと思った時、
Mは石を拾い、フェンスににじり寄り、思いっきり石を
投げつけた。


私がビクッとするのと同時に、ザッと音がして、黒い動物が草むらから
逃げ出して来た。隣の家の裏に廻り込んだその動物は・・

なんと犬だった。

たまに職員住宅に入り込むハイエナやジャッカルではなく、ただの犬。











ある意味、ハイエナよりジャッカルより新鮮な
珍客:犬に思わず
カメラを向けてしまった。

このあと犬は、喜んで大きな声を上げるこどもたちに追い回され、
エイッとばかりにフェンスを越えて、嬉しそうに(?)広いサバンナ
を走り回り、どんどんどんどん森の方へ駆け抜けて行ってしまった・・

おーい、そっちはライオンが出るよー!

・・と教えてあげる術もなく、

犬がどうなったのか気をもみつつ、日は暮れていった。


そういえば今日は犬年の弟の誕生日だった。


翌日、近所の人に「昨日の犬どうなったか知ってる?」
と聞くと、
「さあ?小さい犬みたいな背中の黒いやつなら、さっきそこらへん
を走り回ってたけど・・」・・それはセグロ・ジャッカルだよ・・

イースター(復活祭)

キリストが復活したのは「春分の後の最初の満月の次の日曜日」で
今年2011年は4月24日がイースターの休日になるらしい。

ケニアでは土日に加え、月曜日が振り替え休日、金曜日が”ハッピー・
フライデー”(休日)、ということで、今日から4日間のイースター 休暇
に入る。

今日、ナクルの高校で美術の先生をしていた知人DからSMS
(携帯メール)が届いた。(誤字脱字もあるが原文そのまま)

Pliz, Ka una namba ya J.C, umshow asiende Jerusalem,
Wayahudi wameplan kumuua, abaki Galilee hadi Nomaiishe.
Sina credo nimemflash lakini hajanicall. Happy Easter!

Network huku hakuna simpati Judas, pliz umpigie umwambie
asimsaliti YESU kwani hata wakimuua atafufuka na atakuwa
hai milele yote, maandalizi mema ya paska

私にはわからない単語がたくさん使われていた上、シェン(ナイロビの
若者同士が使う俗語)も使われていたので、てっきり間違いメールだと
思い、「他の人に送るメール、間違えて私に送ってない?」とメール
すると、「マイ フレンド、君に宛てたメールだよ。」との返事。

なになに、私宛て・・?辞書を片手に読んでみると・・

訳:
「お願いなんだけど、J.C.の電話番号を知っていたら、エルサレムには
行くなって伝えてほしいんだ。ユダヤ人が彼を殺そうとしてる。問題が
解決するまでガリラヤに残った方がいい。携帯の残高がないから、彼
にワンコールだけしたけど、彼から僕にはまだ電話がかかってこない
んだ。 ハッピー イースター! 」

「いま圏外で、ユダにつながらない。彼に電話して、イエスを裏切るなっ
て言ってくれ。何でだ?たとえ彼を殺したところで、彼は復活して永遠
に生き続けるのに。復活祭の準備をしよう。」


キリストは磔刑に処された日から3日目に復活したとされるから、イースター
から逆算して3日前の今日、金曜日が、キリストが十字架に架けられた日
ということになる。

インテリの彼らしい、復活祭のジョークだった。

「おもしろいメールをありがとう。気に入ったから友達のJ.C.にも転送
させてね。」と返信した。(J.C.はもちろんジーザス・クライストのこと。)

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余談だが、ケニアを歩いていると「ムズング!」と声を掛けられる。これを
「白人」という意味だと勘違いしている人(外国人もケニア人ですらも!)
が多いが、これはkuzunguka(歩き回る)という動詞の名詞形(mzungu)
であり、「歩き回る人」つまり「旅行者」を意味している。

「だから”ムズング!”と呼ばれて、”私はムズングじゃなくて日本人だよ。”
と答えるのは間違いで、”私はムズングじゃなくてmwenyeji(地元の人)
だよ。”と答える方が正確なんだよ。」と教えてくれたのもDだった。

ある時、別のケニア人にmzunguの語源について説明すると、「誰から
教えてもらったの?mjanjaになったね。」と言われた。mjanjaは「賢い」
と同時に「ずる賢い」も意味する。

みんなのおかげで、私はちょっとずつmjanjaになっていく。

********************************************************


今日、Dにもらったメールを別のケニア人の友人にも転送したら、 「どこで
手に入れたの?おもしろいメールだね。」との反応。 「私が考えたんだよ。」
と嘘をついたけど「君じゃないね。証拠もあるからハーグに行ってもいいよ。」
と言い切られた。

まだまだmjanjaさが足りない私・・

(ケニアで2007年の大統領選挙に付随して起こった暴動の扇動者とされる

政治家等の裁判が行われる国際司法裁判所があるのがハーグ。ケニアは
このところその話題で持ち切り。)


今日の単語:
Pasaka イースター / fufuka 復活する / Wayahudi ユダヤ人
noma 障害、邪魔 / saliti 裏切る / maandalizi 準備する


写真:最近よく我が家の近くで餌を食べているアフリカイボイノシシ(こども)
    私に気付くと親子共々、尾を垂直に立てて逃げ去る。











たまにはこんなバス・ツアー









エデュケーション・センターのバスが「外国人」に貸し出された。

小中高校生が移動教室(でいいのかな?)に行くために丸一日
貸し切るのが普通だが、今日はなんと、あるホテルからある飛行場
までのわずか30分の距離のために大型バス4台が出動するのだという。

到着したホテルは、ケニアの大臣クラスが通うというゴルフ・ホテル。
そこにいたのは中国人250名のツアーだった。

「私は日本人です。」と英語であいさつしても通じず、その代り、
豪快なケニア人ガイドさんが、流暢な中国語で通訳してくれた。

お客さんに「日本の歌を歌って!」と囃したてられ、ケニアのデコボコ道
に揺られながら、中国人観光客に
日本語の歌を披露する私・・
よく聞こえてなかったと思うが、拍手喝采で喜んでもらえた・・

飛行場に着くと今度は飛行機5台(!)をチャーターして某国立公園へと
飛んで行った。
ちなみに彼らの荷物はサファリ・カーに乗せられて公園に
先回りしているそうだ。


国際支援もそうだが、旅行もなんとスケールの大きいこと!

ビジネスの面でも、観光産業の面でも、ケニア人の若者が中国語を
勉強したがるのがわかる気がした。


飛行機を待つ間、私はこどもたちに取り囲まれ質問攻めにあったので、
ちょっとした日本語講座を開いた。

私以外のスタッフはどうやらチップももらったようで、帰り道、運転手
さんは気前よくランチをごちそうしてくれた。

岩塩

ナクルに住み始めて1年。週末しか出ないとは言え、ナクルのタウン
もだいぶ歩き回ったつもりだった。



その店は、中距離ミニバスの停留所の前にあり、その付近はいつも
ミニバスの乗客やその客引き、乗客目当ての果物売り、そして私の
ようなただの通行人でごった返している。

「ナイロビに行くのか?」と英語で話しかけてくる客引きに、
「ジャンボ!ジャンボ!」と適当に返答しつつ、いつもどおりその店の
前を通り抜けようとした時、ふと、私の目に薄いピンク色の物体が
入り込んで来た。

数メートル行って立ち止まる。今のピンク色は・・?

通り過ぎた店の前にもういちど戻る。
野菜の種や農薬、家畜用の薬などを売る小さな商店。
Agro & Vetという種類の店だ。

004

ピンク色の物体は、狭い店の狭いカウンターの上にある。
幅はゆうに20cm以上はある。近寄って正体を確かめる。


やっぱり。岩塩だ!

「これ、塩ですか?」と尋ねる。外国人が来る店ではないだろうに、
店主は塩を指先に乗せて、「パキスタン製の岩塩だよ。牛に食べ
させると牛乳がおいしくなるんだ。」と
丁寧に答えてくれる。

パキスタン製!ヒマラヤ岩塩!ネパールを旅行した時、とても
おいしかったので
2kgほど抱えて日本に持って帰った。

「ケニアでは人は岩塩食べないの?日本では人も岩塩を食べるよ。
ミネラルがいっぱいで海塩よりも甘くておいしいよ。牛が食べるだけ
なんてもったいないよ。」と言うと、店主もお客さんも笑った。

店主の脇で小さく座っていた、彼の父親らしい老人はスワヒリ語が
わからないらしく店主がキクユ語で説明をしたら、老人も嬉しそうに
笑い、
一生懸命スワヒリ語を使って私に話しかけてきた。

値段は1kgで60円と格安。

「1kg下さい。カナヅチで割ってもらえますか?」と聞くと、店主は店
の奥の床でガンガンと塩を割ってくれた。

その様子を見ながら、
そういえば隣のおばさんが殺鼠剤を購入して
いたのを思い出し、
ニコニコと袋に入れてくれた店主には申し訳ない
が、次回からは自宅で割ろうと思った。
092

普通に使える大きさになるまで砕いたりと手間はかかるが、
やはりこの甘みには替え難いものがある。

まさかこの値段でナクルでヒマラヤ岩塩が手に入るとは。
幸せがひとつ増えた。












上の写真はモンバサから北上する道沿いにある塩田。
海塩は味にカドがあるのでやはり岩塩の方が好き。

ケニアの”肉”の話

※今回の記事には、菜食主義の方には不快となる写真や文章が
  含まれております。ゴメンナサイ。

ケニアにはイスラム教徒とキリスト教徒がいる。

ご承知のとおりイスラム教徒はハラル・フードしか食べられないが、
キリスト教徒は牛、羊、ヤギ、鶏、●▲×■など、なんでも食べる。

ケニアでは、日本のようにきれいにスライスされパックされて売られ
ている生肉を見たことがない。スーパーに行くとチルド・ケースに
大きな肉が陳列されており、重量を指定して買う。あるいはパック
された冷凍肉を買う。

お金持ちをのぞいて、大方の人は、スーパーではなく肉屋で肉を
買う。肉屋に行くと、窓際に牛やヤギが吊るされており、店員に
重量を言って切ってもらう。一般的に最小単位はクォーター・キロ
グラム(=250g)だが、「○○円分ちょうだい」と言うとその金額分
だけ切り分けてくれるらしい。

私はもともとそれほど肉は食べない上、250gはひとりで食べる
には多いこともあり、ケニアに来てからは数回しか肉を買っていない。

たまに職場で昼食が出ることがあり、そういう時には肉が食べられる。

たまに無性に肉が食べたくなる時があるが、なかなか買いに行け
ないので、外食する際には、特に食べたくなくても肉を食べるよう
にしている。

ここ最近、無性に肉が食べたくて、客人のあった2日と11日、
思い切りラム肉を食べた。(両日ともつけあわせはマッシュド・ポテト。)

写真まで撮ったくらいだから、よほど食べたかったんだろう。
これでしばらく肉は食べなくても大丈夫・・・
044
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えも言えぬ・・

もともとパパイヤの独特の香りが苦手だった私。

コースト旅行に行き、マンゴーにまぎれて朝食のフルーツサラダとして
出された熟したパパイヤを食べていたら、少しだけど慣れてきた。

というわけで先日、市場で自ら進んでパパイヤを買ってみた。

買ってはみたもののやはり食べたい気が起きずに放っておいたら、
グニャグニャに軟らかくなり、皮に白カビがはえてきた。

これは早く食べないと、と思って切ってみると、オレンジがかった
ピンクというか、えも言えぬ微妙な色の果実があらわれた。

ご推察通り、熟していない。皮はカビ生えてるのに!!

結局食べずに捨ててしまった。ゴメンナサイ。

種と実が離れやすいから食べやすいという点ではマンゴーに
勝っているのだが、やはりパパイヤはどうも好きになれない。

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