たまにはこんなバス・ツアー









エデュケーション・センターのバスが「外国人」に貸し出された。

小中高校生が移動教室(でいいのかな?)に行くために丸一日
貸し切るのが普通だが、今日はなんと、あるホテルからある飛行場
までのわずか30分の距離のために大型バス4台が出動するのだという。

到着したホテルは、ケニアの大臣クラスが通うというゴルフ・ホテル。
そこにいたのは中国人250名のツアーだった。

「私は日本人です。」と英語であいさつしても通じず、その代り、
豪快なケニア人ガイドさんが、流暢な中国語で通訳してくれた。

お客さんに「日本の歌を歌って!」と囃したてられ、ケニアのデコボコ道
に揺られながら、中国人観光客に
日本語の歌を披露する私・・
よく聞こえてなかったと思うが、拍手喝采で喜んでもらえた・・

飛行場に着くと今度は飛行機5台(!)をチャーターして某国立公園へと
飛んで行った。
ちなみに彼らの荷物はサファリ・カーに乗せられて公園に
先回りしているそうだ。


国際支援もそうだが、旅行もなんとスケールの大きいこと!

ビジネスの面でも、観光産業の面でも、ケニア人の若者が中国語を
勉強したがるのがわかる気がした。


飛行機を待つ間、私はこどもたちに取り囲まれ質問攻めにあったので、
ちょっとした日本語講座を開いた。

私以外のスタッフはどうやらチップももらったようで、帰り道、運転手
さんは気前よくランチをごちそうしてくれた。