水質調査

気分転換を兼ねて、KWSナクル湖国立公園リサーチ部門とNAWASSCO
(環境 コンサルティングを行っている私企業。ナクル市の出資により設立)
の水質 サンプリングに同行させてもらった。(撮影:E-3)















まずはナクル湖国立公園内5カ所でサンプリング。エデュケーション・センター
の仕事では行かない地域に行け、今まで見たことがなかった動物も見ること
ができた。

クロサイ(Black Rhino)(Diceros bicornis)IUCNレッドリストCritically

Endangered(絶滅危惧種)。ワシントン条約付属書Ⅰ 類掲載。ナクル湖国
公園にはクロサイ保護のためのサンクチュアリがあり、個体数は50頭まで
増加している。森林性のため、草原性のシロサイと比較して見つけにくい。













モモイロペリカン(Great White Pelican)(Pelecanus onocrotalus
昔、絵本で読んで以来、あこがれていた鳥。家に帰ってさっそくデスク・

トップの写真にした。 ペリカンはコウノトリ目なんだね。知らなかった。













その他、写真はうまく撮れなかったけれど、サンショクウミワシ(African Fish
Eagle)(Haliaeetus vocifer)、 ヒメカワセミ(Pied Kingfisher)(Ceryle
rudis)も見られた。












それからナクル湖の南東10kmほどのところにあるエレメンタイタ湖(ナクル
湖と同じくアルカリ性の湖)へ。国立公園ではない、小さな湖だが、ナクル
湖より多くのフラミ ンゴが見られた。少女マンガのような顔をしたディクディ
(Kirk's dikdik)(Madoquakirkii) もかわいかった。












写真はエレメンタイタ湖にて、水のサンプリングのため、湖の中心部へ向かう
NAWASSCO職員。ご覧の通り、湖は浅い。手前に写っているのがカワウ
(Great Cormorant)Phalacrocorax carbo)、遠くに写っているのがフラミンゴ。


リサーチ部門の職員は、さすがに知識が豊富。同じ景色を見ているけれど
知識がなければ見えていないのも同じだな~と感じた。

今日はとても良い気分転換になった。