昨日、今日と職員研修があった。
講師はナクル湖国立公園サイ・チームのワーデンおよびサージェントで、
対象はレンジャー、運転手、インターン生、地域の若者ほか受講を希望
する職員。
GPSの使い方や、ナクル湖国立公園で採用されているサイの個体
識別方法などについて勉強した。
最後は公園でサファリをしながらサイを観察。
KWSのレンジャーの多くは高卒であり、レンジャーたちの知識は、
ケニアに来る前に私が予想していたよりだいぶ少ない。
今回の研修でも、GPSの「衛星」というものを知らず、「それは
自然にあるものなのか、人工的に設置されたものなのか」という
質問や「携帯電話の電波塔とはどう違うのか」というような質問
が出た。
こういった研修が引き続き開催されて、組織の力の底上げになると
良いと思う。