副大統領表敬訪問

今日はケニア副大統領カロンゾ・ムシオカ氏を、
青年海外協力隊&シニアボランティアが表敬訪問した。

ボランティアひとりひとりと握手してくれたりと、
かなりの時間を割いて下さった。

語学の堪能な隊員が氏の母語カンバ語であいさつして
驚かせたり、黒帯所有の隊員が空手を披露したりと、
日本について好印象を残せたのではないかと思う。
058●

写真は家の近所で撮影した仔シマウマ。

世界エイズ・デー

今日は世界エイズ・デー。

KWSエイズ対策チームの人たちと一緒に、ナクルから車で1時間
ほどのところにある町Moloでの啓発イベントに参加した。

町内5kmパレード

090■

014-■

歌(美しいハーモニーで会場も大いに沸いた)
105■

こどもたちによる詩の朗読

111■

劇(HIV陽性者による感染予防啓発劇
121■

後日、この劇を見た同僚が、別の同僚に
こう話をしていた。
「パッと見たら誰もHIV陽性者になんて見え
ないわよ。エイズ
予防薬ってすごいわね。」

こういう口コミで、エイズ検査を積極的に受ける人が増え、
早期発見、早期治療
につながれば良いな、と思った。

096■

今日のイベントの主催者であるNational AIDs Control Councilの
オニャンゴ氏の演説は、ケニアの役職者にありがちな表面的な
内容ではなく、感銘を受けた。

氏ははじめに、”ケニアで使われているHIV/AIDs対策関連予算の
75%が海外からのものだが、それは問題ではないか”と投げかけ、
またそれだけのお金をもらうのであれば、予算の使途のみでなく、
対策の結果どれだけの感染予防効果があったかについても説明
責任がある、イベントをやっておしまい、Tシャツを作っておしまい
ではないのだ、と説いた。

さらにイベントが進み、疲れた参加者のあいだに私語が多くなって
くると、サッと立ち上がり、マイクをつかみ、「残念ながらケニア人
には”読むこと、聴くことが得意でない人が多い。その半面、批判
ばかりする。それも代替案を示さない批判を。人が話している時

にはきちんと話を聞きましょう!」と言った。

その通り!ケニアで、これだけ先進国に近い考え方を持っている
人はなかなかいない。

098■

このオニャンゴ氏、実は同期隊員Eっちの直属の上司でもある。

こんな良識のある上司(さらに英語もスワヒリ語も流暢)のもとで
けるなんて恵まれているな、と思った。

それと同時に、私たちボラ
ンティアがケニアで過ごす時間は、
泣いても笑ってもたかが2年間、”先進国的”良識を持っている
ケニア人が、”ケニアの常識・慣習”
と一緒に生きていく時間を
思うと辛いような気がした。




【参考】
ケニアにおけるエイズ孤児は約200万人。ナクルを擁する
リフト・バレー州と、ウガンダと国境を接するニャンザ州の2州だけ
でケニアにおける成人の
HIV感染者の50%を占める。

停電の夜に

今日は帰りの車が満員で乗れなかった。

天気も良かったので初めて歩いて帰宅してみた。

5時に事務所を出て、6時に家に着くと、珍しく停電していた。

普段なら10分ほどで電気が戻るのだが、夕食を終え、
8時になってもまだ電気は戻らない。

玄関の扉を開けて外に出てみると、草むらに自分の影が
くっきりと映るほど月が明るい。

4軒並びの隣近所のうち2軒は留守。

静かな草原。

思わず草原を駆け回って、でたらめにジャンプしてみた。
とても気持ちがいい。

月明かりの草原から、インパラのくぐもった鳴き声が聴こえた。

この実なんの実?

ケリチョのホテルで嬉しい再会があった。

数年前、東京で金井一郎さんの植物ランプ展というのを
見に行った。その時、小鳥のような形をした素敵な実に
惹かれ、そのランプを購入したのだが、ケリチョのホテル
の庭に、同じ実が落ちているのを発見したのだ。

枝からさらに細い枝を伸ばし、複数の実をつけるらしい。
222▲
乾燥してはじけた実の中には、さらに複数の種子。
226▲
樹形はこんなで・・
224▲
葉はこんな。
223▲
不勉強ゆえ、いまだに木の名前がわからない。

どなたかご存知の方がいらしたら、教えて頂けたら
大変嬉しいです。



【参照】金井一郎の植物ランプ2008 (於アスクエア神田ギャラリー)
    http://asquare.jp/kanaiichiro.htm

Kericho茶畑散策

ケニアの紅茶輸出量は世界第1位(生産量は第3位)で、茶はケニアの
総外国為替収入の約26%を占める第3位の外貨獲得産業である(在日
ケニア大使館HPより)。

しかしながら、とても正直に、とても残念ながら、ケニアの紅茶をおいしい
と思ったことはない。香りがないのである。途上国の常として、国内で生
産される高品質の茶葉はヨーロッパに輸出されてしまうため、ケニア国
民が飲める紅茶の質は決して高くない。

ナロクからの帰り、マタツに置いて行かれてしまい、ナクルに着くのが
遅くなりそうだったので、途中の町ケリチョに1泊して帰ることにした。

ケリチョはケニア随一の紅茶の生産地としてて有名で、前から行きたい
と思っていた。

269-●

また町の外れにはその名もずばりティー・ホテルというホテルがあり、
そこに泊ってみたいという思いもあった。植民地時代にブルック・ボンド家
のゲスト・ハウスとして建てられ、今もその面影を残すホテルとして評判。

ケニアの紅茶のことをもっと知りたい。そしてもしかしたらケリチョに行けば
おいしい紅茶が飲めるのかも?との期待をこめ、ティー・ホテルに1泊し、
敷地内の茶畑を散策してみることにした。

261●
ホテルはだいぶ古い印象があるものの、値段は手頃(B&Bシングル
約2500円)。

192●
よく手入れされた庭は美しい。
198●

ケニアに初めてチャの木が持ち込まれたのは1924年。ここでは
約8エーカーの畑を2週間に一度、200人がかりで1日で摘み取る。

茶葉の量は約8,000kgになる。
221●

4年に一度、刈り込みを行っているそうだ。

248●
ショックだったのは、ケニアにはファースト・フラッシュやセカンド・フラッシュの
区別がないということ。チップ、ファースト・フラッシュ、セカンド・フラッシュの
3葉を同時に摘むそうだ。なるほど、だから・・と思ってしまった。

237-●