Kericho茶畑散策

ケニアの紅茶輸出量は世界第1位(生産量は第3位)で、茶はケニアの
総外国為替収入の約26%を占める第3位の外貨獲得産業である(在日
ケニア大使館HPより)。

しかしながら、とても正直に、とても残念ながら、ケニアの紅茶をおいしい
と思ったことはない。香りがないのである。途上国の常として、国内で生
産される高品質の茶葉はヨーロッパに輸出されてしまうため、ケニア国
民が飲める紅茶の質は決して高くない。

ナロクからの帰り、マタツに置いて行かれてしまい、ナクルに着くのが
遅くなりそうだったので、途中の町ケリチョに1泊して帰ることにした。

ケリチョはケニア随一の紅茶の生産地としてて有名で、前から行きたい
と思っていた。

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また町の外れにはその名もずばりティー・ホテルというホテルがあり、
そこに泊ってみたいという思いもあった。植民地時代にブルック・ボンド家
のゲスト・ハウスとして建てられ、今もその面影を残すホテルとして評判。

ケニアの紅茶のことをもっと知りたい。そしてもしかしたらケリチョに行けば
おいしい紅茶が飲めるのかも?との期待をこめ、ティー・ホテルに1泊し、
敷地内の茶畑を散策してみることにした。

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ホテルはだいぶ古い印象があるものの、値段は手頃(B&Bシングル
約2500円)。

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よく手入れされた庭は美しい。
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ケニアに初めてチャの木が持ち込まれたのは1924年。ここでは
約8エーカーの畑を2週間に一度、200人がかりで1日で摘み取る。

茶葉の量は約8,000kgになる。
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4年に一度、刈り込みを行っているそうだ。

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ショックだったのは、ケニアにはファースト・フラッシュやセカンド・フラッシュの
区別がないということ。チップ、ファースト・フラッシュ、セカンド・フラッシュの
3葉を同時に摘むそうだ。なるほど、だから・・と思ってしまった。

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KWS大運動会

スポーツの秋!
がケニアにあるかどうか知らないけれど、毎年10月に、私が所属する

ケニア野生生物公社(通称KWS)の大運動会が催される。

北から、西から、海から、山から、全国の国立公園のレンジャーたちが、
ここナクルの市営グランドに大集合。4日間にわたって、保全地区ごと
の対抗戦を繰り広げる。
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全国からやって来る同期レンジャーや、元同僚との再会もあり、ホスト
であるナクルはとても賑やかになる。

開会式は快晴。
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KWS職員による劇や民族衣装の紹介などのパフォーマンスあり、
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プロの歌手(先の憲法改正式典にも招待された人気歌手らしい)のライブあり、
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Thanks Giving Dayのお祈り&寄付ありで、とても楽しい開会式だった。
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運動会の競技種目は短距離走、サッカー、バレー、ダーツなど様々。

短距離走の選手の中には、ケニアの代表選手に並ぶような記録の
持ち主もいるらしい。先頭集団といったら・・速い、速い!!!
腿を高く上げ、ワッサワッサと動物のような速さで走り抜ける。
さすがケニア!

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毎日雨の続くナクルにあって、運動会の期間中は毎日快晴!暑い!
よほどみんなの日頃の行い が良いんだね~と感心。
この4日間でだいぶ日焼けしてしまった。
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競技ごとに、優勝したチームが歌いながら踊りながらグランドを回る
のだが、それがいかにもアフリカらしく陽気で素敵だった。(写真が

なくてすみません。)

セントラル・リフト保全地区は、女子がバレーボールとネットボールで優勝、
男子がバレーボールで3位だったものの、徒競走がふるわず、総合3位。

最終日、ブラスバンドの演奏を聞きながら、ボランティアとはいえ、
この組織の一員だってすごいことだな~と誇らしく思えた。
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夜はKWS敷地内の運動場で夕食会&ダンス・パーティー!
他の公園の職員とも仲良くなれ、楽しい1週間だった。

ナクル湖国立公園メイン・ゲートに続くアカシア並木















公園のメイン・ゲートへと続くアカシア並木。
入園料を払わなくても良いので、休日といわず平日といわず
おおぜいの市民が木陰で休みに来る。

こども連れのお父さんやお母さん、カップル、結婚式の帰り
に写真撮影をしにくる新郎新婦、歌の練習に来る聖歌隊。
フェンス越しにシマウマを眺めたり、バブーンと戯れたり、
みんな思い思いにくつろいでいる。

「国立公園は外国人観光客のものよ。」などとケニア人が
言っているのを聞くと、悲しみやら、政策に対する怒りやらを
感じる。ケニア人のこどもは、国立公園料は無料にしたって
いいと思っている。

こうやって無料で自然を感じられる場所を市民に提供する
ことは、自然保全の観点からも本当に大切だと思う。

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坂の上から、男の子かと見間違うようなドレッドを編んだ女の子が、
これまた男の子かと勘違いするくらい膝を大きく開いたままマウン
テン・バイクにまたがって、グネグネ蛇行しながら坂を下りて来た。

メイン・ゲートの手前まで下りて、また坂を上って来て、
アカシアの木の下に寝転んでラップ・トップを広げた。

こういう格好いい女の子になりたいって思ってたな、と
自分の小さい頃のことを思い出して、幸せな気持ちになった。

ナクル湖国立公園サファリ

帰国を来月に控え、同期短期隊員のMっちが、ナクル湖国立公園に
サファリにやって来た。
昨日、ライオンがバッファローを狩ったという話を聞き、その場所へ
直行。湖畔に着くと、運良く、1頭のメスライオンがまだ残った肉に
食らいついているところだった。

少し遠かったが、食事のシーンは迫力がある。
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公園の奥へ向かう途中、草原の向こうにキリン1ダース発見!!










今日は、今まで写真を撮りたいと思っていて撮れなかった鳥の写真が
たくさん撮れて満足。

Lilac Breasted Roller、Secretary Bird、Crowned Craneなどなど。


















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翼長が2.5mにも達するモモイロペリカンの飛ぶ姿は勇壮。
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湖に浮かぶペリカン。水墨画のよう。
今日1日ですっかりペリカンのファンになってしまった。
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アウト・リーチ(Chamasisi小学校)

約半年ぶりにアウト・リーチに出かけた。

訪問先の学校は退職したKWS職員のこどもが通うChamasisi小学校。

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野を越え、山越え、トウモロコシ畑を過ぎ、「ここまだナクルなの?」と
上司が悲鳴をあげるほど車を走らせた頃にようやく小学校に到着。

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パワポをつかって公園に生息する動物の説明をする上司。

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運転手のKもこの小学校出身らしい。

こどもたちを見て「賢そうだろ?他の学校のこどもたちとは違うだろ?」
と嬉しそうにほほ笑む。

駆け寄って来たこどもたちにKが大きな声で話しかける。

「元気かー?」 「元気―?」
「学校は?」 「楽しーい!」
「牛乳ちゃんと飲んでるかー?」 「飲んでるー!」
「キポロ食べてるかー?」 「あははー食べてるー!」
「またなー!」 「バイバーイ!」

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なんとも元気いっぱいなこどもたちでした。
キポロは残飯のこと。主に、前日に作ったウガリの残りを指す。



オマケ。小学校の敷地内にあった職員住宅。
ネパールのミティラー・アート(インドのマイティリー・アート)のように、
泥を使って家の壁に絵を描いている。しかしここでは壁に絵を描くのは
男の仕事だそうだ。

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